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ういほう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

有為法

 無常とは、諸の現象が「つねに変化してやまないこと」、「生滅(生住異滅)を繰り返すものであること」、「時間的持続性のないこと(刹那滅)」をいう。このように恒に変化・生滅する存在に、「永遠不滅の本体、固定的実体」(、aatman)はないいので、これを無我であるといい、ただ「縁によって現象する」のみであり、「相関的・相対的存在」にすぎない。よって、〈無常・無我なる〉諸行・諸法とは、「縁によって生起したもの」(pratiityasamutpanna-dharma)であり、縁生法、因縁生、衆縁生法と同義である。それはまた、種々の条件が「集まって形成されたもの」という意味で、有為法とも呼ばれる。

下記の3聚はいずれも因縁によって作られたものであるから、有為法という。

1.色法

質礙の法である。

  • 倶舎では、五・五・無表色の十一法
  • 法相では、五根・五境・法処所攝色の十一法

2.心法

慮知の法。

  • 倶舎では、心王一つと、心所法四十六の四十七法
  • 法相では、心王八つと、心所法五十一の五十九法

3.非色非心法

  • 倶舎では、不相応法の十四法
  • 法相では、不相応法の二十四法