えかん

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慧観

4-5世紀 中国,南北朝時代初期の僧。俗姓は崔氏。河北省清河の出身。

 若くして出家して、廬山の慧遠の弟子となったが、鳩摩羅什が中国に来ると、その教えを受けた。僧肇と並んで、「難を精くするは、観・肇第一なり」と評された高名な弟子の一人である。
 羅什の死後、建康に帰って道場寺に住し、71歳で没する。
 『十誦律』に精通し、また『弁宗論』『論頓悟漸悟義』などを著した。道生の頓悟説に対して漸悟説を唱えるとともに、釈尊説法の内容を頓教漸教に分け、漸教について三乗別教・三乗通教・抑揚教・同帰教・常住教の五時の教判(五時教)を立て、南地の教判論の基礎を築いた。

懐感

7世紀頃の唐代の僧。長安千福寺に住した。感禅師とも呼ぶ。

 初め唯識を学び、のち善導に師事して浄土教の要義を学び、念仏三昧を証得したという。

 著書に『釈浄土群疑論』七巻(懐惲補筆)がある。法然は『類聚浄土五祖伝』等で、浄土五祖の一人とした。