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ぐそく

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

具足

1.「完全な」という意味の形容詞、もしくは「完全に」という副詞として使われる。

 具足の道を聞かんと欲す    〔法華経方便品〕

2.「道具」と言う意味で使われることもある。

 仏滅後、如来の法を紹隆したまへる教・禅の宗師、皆同じく戒相を具足したまへり    〔夢中問答 下〕
 およそ仏道修行には,何の具足もいらぬなり    〔明恵遺訓〕