ごこうしゆい

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五劫思惟

 阿弥陀仏法蔵菩薩として修行中の時、すべての衆生の救済のため四十八願を立てたが、その前に五劫という長い間考えつめていたことをいう。『歎異抄』には

弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとへに親鸞一人がためなりけり

と語った親鸞のことばが記されている。これは阿弥陀仏の衆生救済の願いがいかに深いものであるか、それを親鸞が自己の上にしっかりと受け止めていたことを示している。

法蔵比丘、五劫思惟の智慧、名号不思議の法をさとり得て、凡夫往生の本願とせり    〔一遍語録〕
四十八願の主、五劫思惟の光を放ちて念仏の行者を照し    〔海道記〕