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じが

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

自我

存在の本体

 存在するもののそれ自らの本体、それそのもの。自体・自物・自性自相・自己・自本性などと並記されている。

 因縁あるが故に転変なしとは、一切法は各々、自体・自我・自物・自性・自相に住して転変あることなきを謂う。
 自体在とは一切法は各々、自体・自我・自物・自相・自己・自本性の中に住するを謂う。

自己

ātman (S)

 自己。自己という存在。原語はātmanであるが、これは「」と訳される場合が多い。

 宿住念は無体を念ずとせんや自我を念ずとせんや。

他我・自我

 他我に対する自我。自己という存在。

 汝が所説の我は是れ自我にして他我に非ずと説くべからず。