じょうどう

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成道

abhisaṃbodhi (S)

 サンスクリット原語は「完全に悟る」という意味である。「悟り」を完成すること。とくに釈尊のさとりを指す。「得道」「成仏」と同じ意味である。

 漢語「道」は、儒教では人倫の道を、道家・道教では形而上的な絶対的存在を意味したが、仏教ではそれを踏まえてbodhi(悟り)の訳語に当てた。


上堂

 古くは「陞座(しんぞ)」と同じ。『祖堂集』(8)に

師は上堂する毎(ごと)に示誨して云う

とあるように、住持などが、説法を行う建物である法堂(はっとう)の須弥壇に上り説法すること。
 古くは、不定期に説法は行われたが、次第に公界(くがい)上堂(定時の上堂)として定期に朝行われ、年分行持の四節上堂(結夏(けつげ)・解夏(げげ)・冬至(とうじ)・年朝(ねんちょう))や月分行持の五参上堂(1,5,10,15,20,25の各日)として定着した。早参(そうさん)または大参(たいさん)ともいう。
 説法内容も修行者中心から、皇帝の聖寿を祝祷する(祝聖(しゅくしん))などの祈祷中心へと変化がみられるようになった。

 上堂の語はまた、粥飯(しゅくはん)のために僧堂(食堂)に上る場合や、僧堂の上間(じょうかん)(堂に向って右)をいうこともある。