操作

ひえいざん

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

比叡山

略して「叡山(えいざん)」とも言う。

 京都市と滋賀県大津市との境にある山。山頂は大比叡(848m)、四明岳(839m)の2峰から成る。
天台宗総本山延暦寺(山号比叡山)があり、根本中堂(国宝)をはじめ、大講堂、戒壇院、釈迦堂、山麓の滋賀院などの百有余の堂や塔がある。

根本中堂

 延暦4(785)年に伝教大師最澄が比叡山寺と名づけたが、弘仁14(823)年に嵯峨天皇の勅により延暦寺と改称した。その後次第に堂や伽藍が増築され、平安末期には一山三千余坊といわれるほど栄えた。
 正暦4(993)年に智証大師の門徒が園城寺に拠って寺門と称し、山門と呼ばれる延暦寺と争った。この頃から僧兵をたくわえ強大な権力をもつようになったが、天正2(1574)年に織田信長により焼打ちにあい、僧もほとんど殺された。しかし同12年には豊臣秀吉が復興を命じ、寛永17(1640)年には根本中堂が再建された。

 山頂には展望台や遊園地があり、西麓の八瀬と東麓の坂本からケーブルカーが通じる。1958年には比叡山ドライブウェーが開通、66年には奥比叡ドライブウェーがさらに北に延びた。

伽藍配置