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ふほういつ

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

不放逸

apramāda (S)

 なまけない心。悪を防ぎ善を修する心。あらゆる善心を起こすよう鼓舞する精進と善を生じるのに最も力強い原因となる無貪・無瞋・無癡の三善根とから形成される。善の心所の一つ。

 不放逸者、精進三根。於所断、修防修、為性、対治放逸、成満一切世出世間善事、為業。〔『成唯識論』6,T31-30b〕
 不放逸者、謂、修習諸善法、防護不善心。〔『瑜伽師地論』57、T30-618a〕
 不放逸者、依止正勤無貪瞋癡、修諸善法、於心防護諸有漏法為体、成満一切世出世福、為業。〔『集論』1、T31-664a〕
 不放逸者、修諸善法、離諸不善法。復何名修。謂、此於善専注為性。余部経中有如是釈。能守護心、名不放逸。〔『倶舎』4,T29-19b〕

(参考)

 求財不放逸・守財不放逸・護身不放逸・護名不放逸・行法不放逸の5種〔『瑜伽』57、T30-618a〕
 依在家品不放逸・依出家品不放逸・能遠離不善不放逸・能摂受諸善不放逸・修習相続不放逸の5種〔『瑜伽』64、T30-657b〕

が説かれる。