カマラシーラ

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カマラシーラ

 シャーンタラクシタの弟子で、インドの中観派の僧侶。

 シャーンタラクシタの没後787年頃敦煌からチベットに入った中国の禅僧摩訶衍は、六波羅蜜の修行を無用とする頓悟を説き、彼を支持する中国系仏教徒とシャーンタラクシタ門下のインド系仏教徒がチベットで鋭く対立したため、ティソンデツェン王はシャーンタラクシタの弟子カマラシーラをインドから招き、794年ころサムイェー寺で教義論争をさせた。御前論争に敗れた摩訶衍はチベットを逐われ、ここにインド系の仏教がチベット仏教の正統説であると宣言された。