(1184-)
覚明房長西のこと。法然の門弟。浄土宗九品寺流の派祖。 承元の法難の際には、流罪になった法然に付き添って身の回りの世話をした。京都洛北の九品寺に住し、念仏以外の諸行も本願の行であるとする諸行本願義を主張した。
著書に『長西録』などがある。