聖提婆(アーリヤデーヴァ)著、婆藪開士注釈。鳩摩羅什訳。
龍樹の中論・十二門論とあわせて三論と呼ばれる。 「我」が存在すると主張する他学派の主張を論破しながら、空の立場を説明している。
インドの中観派で「百論」と言う場合は、同じアーリヤデーヴァの『四百論』を指す。