操作

「えんぶじゅ」の版間の差分

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

(閻浮樹)
(閻浮樹)
 
(同じ利用者による、間の1版が非表示)
2行目: 2行目:
 
<big>jambu</big> (S)。贍部、琰浮などと音写する。
 
<big>jambu</big> (S)。贍部、琰浮などと音写する。
  
 学名「Eugenia jambolana」。インドにある喬木。
+
 学名「Eugenia jambolana」。インドにある喬木。4・5月に花を開き、濃い紫色の実をつける。
  
:菴羅樹及び閻浮聚の一年に3たび変ずるが如し、有る時は花を生じて光色敷栄と、有る時は葉を生じて滋茂蓊鬱し、有る時は凋落して状枯死に似たり    〔南本涅槃経9〕
+
:菴羅樹及び閻浮樹の一年に3たび変ずるが如し、有る時は花を生じて光色敷栄と、有る時は葉を生じて滋茂蓊鬱し、有る時は凋落して状枯死に似たり    〔南本涅槃経9〕
  
 
:閻浮の子は其の形沈苽の大の如く、紫色にして酢甜なり    〔善見律毘婆沙17〕
 
:閻浮の子は其の形沈苽の大の如く、紫色にして酢甜なり    〔善見律毘婆沙17〕

2017年8月14日 (月) 16:00時点における最新版

閻浮樹

jambu (S)。贍部、琰浮などと音写する。

 学名「Eugenia jambolana」。インドにある喬木。4・5月に花を開き、濃い紫色の実をつける。

菴羅樹及び閻浮樹の一年に3たび変ずるが如し、有る時は花を生じて光色敷栄と、有る時は葉を生じて滋茂蓊鬱し、有る時は凋落して状枯死に似たり    〔南本涅槃経9〕
閻浮の子は其の形沈苽の大の如く、紫色にして酢甜なり    〔善見律毘婆沙17〕