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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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戒体

 受戒によって植え付けられた「非を防ぎ悪を止める力」(防非止悪の力)をいう。具体的に表層に表れず認識されえないものであるから無表色という。
 説一切有部では四大種(地・水・火・風の四つの元素)によって造られた実色(実際の物質)が、その ような力を持つ戒体であると考える。
 唯識では意識にともなう思(意志)の働きによって阿頼耶識のなかに植え付けられたそのような力を持つ種子を仮に戒体と名づける。