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ぐんじょうかい

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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群生海

 衆生の無辺なる所を海に喩へて群生海と云ふ。〔香月〕

 『銘文』(p.672)に釈して、よろずの生とある。海とあるは煩悩深くして底なく、生死の迷広くして涯ないと云ふ事で、群生海と云ふ。〔香月〕

 一切智船に乗ぜしめて、もろもろの群生海に浮ぶ。〔行巻 p.202〕