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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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悔過

 罪過を懺悔するという意味で、懺悔ともいう。

 漢語の「悔過(かいか)」は、『孟子』(万章上)などに用例が見える。サンスクリット語は種々あって確定しがたく、漢訳経典の古いものほど「悔過」と訳し、南北朝ごろから「懺悔」の訳語が多くなるが、同一経典に両訳のある例もある。

 日本では奈良期までは「悔過」を用い、礼仏して身口意の罪過を発露懺悔し、五穀豊穣等の利益を求める儀礼を悔過法と称し、勅命で薬師悔過・吉祥悔過・阿弥陀悔過などが修せられた。中国の懺法(せんぼう)と同様の行儀であるが、平安期以後は法華懺法を中心に諸懺法が行われるようになった。