しょえんねん
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所縁縁
ālambanaṃ (S)
対象としての縁。所縁とは、心・心作用の対象をいう。心・心作用の対象が原因となって、心・心作用という結果が生ずる場合に、心・心作用の対象を所縁縁、心・心作用を増上果という。六因のうちでは能作因に含まれる。〔倶舎論〕
所縁縁と云は心の知る所の物を云也、知らるるものを縁として生ずる故也。 〔唯識大意〕