svalakSaNa (skt.)
個別の相をいう。
とあるように、個別の相を有しているから存在が認識できる。
陳那は、その存在を認識する場合に、認識そのものであり、概念作用を伴わない認識を現量と呼び、対象そのものの個別相を認識することであると規定している。