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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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 究極の根拠。法がそれによって成立している根拠。実在の極限。存の究極的なすがた。法性・真如・空と同義であり、諸法実相の異名である。真実の理法。
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 究極の根拠。法がそれによって成立している根拠。実在の極限。存の究極的なすがた。[[ほっしょう|法性]]・[[しんにょ|真如]]・[[くう|空]]と同義であり、[[しょほうじっそう|諸法実相]]の異名である。真実の理法。
  
 
:涅槃の異名なり。
 
:涅槃の異名なり。

2020年5月21日 (木) 17:02時点における版

実際

koṭi (S)

 究極の根拠。法がそれによって成立している根拠。実在の極限。存の究極的なすがた。法性真如と同義であり、諸法実相の異名である。真実の理法。

涅槃の異名なり。
二乗の涅槃の事なり。

『倶舎論』vol.27、『維摩経』T14-540a、『中論』25.20