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じゅうごう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2004年3月28日 (日) 07:55時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版

十号 (じゅうごう)

仏陀の10種の称号。如来十号とも言う。

  1. . 如来 (tathaagata (skt)) 真実のままに現れて真実を人々に示す者
  2. . 応供 (arhat (skt)) 阿羅漢とも訳されている。煩悩の尽きた者。
  3. . 等正覚 (とうしょうがく、aamyak-saMbuddha (skt)) 一切智を具し一切法を了知する者。
    (ここまでは一般に悟った人に対する尊称として使われる。ここから後は仏教の釈迦にのみ対する尊称)
  4. . 明行足 (みょうぎょうそく、vidyaacaraNa-saMpanna (skt)) 宿命・天眼・漏尽の三明の行の具足者。
  5. . 善逝 (ぜんぜい、sugata (skt)) 智慧によって迷妄を断じ世間を出た者。
  6. . 世間解 (せけんげ、lokavid (skt)) 世間・出世間における因果の理を解了する者。
  7. . 無上士 (むじょうし、anuttra (skt)) 惑業が断じつくされて世界の第一人者となれる者。
  8. . 調御丈夫 (じょうごじょうぶ、puruSadaMyasaarathi (skt)) 御者が馬を調御するように、衆生を調伏制御して悟りに至らせる者。
  9. . 天人師 (てんにんし、zaastaa-devamanuSyaaNaam (skt)) 天人の師となる者。
  10. . 世尊 (ぶつせそん、buddho-bhagavaan (skt)) 煩悩を滅し、無明を断尽し、自ら悟り、他者を悟らせる者。真実なる幸福者。

この(10)を仏と世尊に分ければ11号となる。または如来十号と称して如来を総名とし、応供より世尊までを10号とすることもある。また、経典によっては、世間解と無上士を合する説、無上士と調御丈夫を合する説、世尊を加えない説など、異説も多い。仏をさす称号は10種だけではないが、この10種とするのが通例である。