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じょうざぶ

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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上座部 (theravaada、थेरवाद(pali)、sthaviravaada、स्थविरवाद(skt))

釈迦の没後100年ほど後、十事の非法、大天の五事などの「」の解釈で意見が対立し、教団は保守的な上座部と進歩的な大衆部とに根本分裂して、部派仏教時代と後に呼ばれた時期になった。
その後、教団はさらに枝末分裂を繰り返すが、上座部系の代表的な部派は、インドで最大であった説一切有部やスリランカにまず伝わり今日まで存続している分別上座部(南方仏教)、そのほか、経量部・化地部(けじぶ)・法蔵部(ほうぞうぶ)・犢子部・飲光部(おんこうぶ)・正量部(しょうりょうぶ)などである。上座部系は主として西方・北方インドに広まり、概して有力であった。