操作

じょうしん

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2017年1月30日 (月) 22:54時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「=浄信=  きよらかな信心の意味で、他力信心のこと。衆生顛倒・うそいつわりの心...」)

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

浄信

 きよらかな信心の意味で、他力信心のこと。衆生顛倒・うそいつわりの心からではなく、真如にかなった阿弥陀仏の清らかな願心から起こり、衆生に回向された信心であるからこのようにいう。

浄信といふは、すなはち利他深広の信心なり。すなはちこれ念仏往生の願より出でたり    〔文類聚鈔 p.480〕

浄信

生没年未詳

 親鸞の門弟。『交名牒』」には「七条次郎入道」とあり、洛中居住の弟子としてその名が見える。また『御消息』第20通〔p.778〕に出る浄信について『末灯鈔』の諸本には「高田門人」と伝えるものもある。浄信の名は『御消息』第32通〔p.795〕にも出るが、第20通に出る浄信との異同は不明である。