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− | + | 衆生の尽く仏と作(な)ることなければ、如来の常住なりといふこと明らかなり 〔[[さんぎょうぎしょ|勝鬘経義疏]]〕 |
2019年2月7日 (木) 16:27時点における最新版
常住
nitya (S)
生滅・変化なく、永久に常に存在すること。無常の対語。迷い・有為の世界が無常であるのにたいし、悟り・無為の世界は永遠であると考えられている。
真理が永遠であること。2種の常住が区別されることがある。
- 生滅・変化の全くない静的・固定的な常住(kūṭasthanitya)
- 常に変化を繰り返しながらも永遠に存在し続けていく動的な常住(pariṇāminitya)
衆生の尽く仏と作(な)ることなければ、如来の常住なりといふこと明らかなり 〔勝鬘経義疏〕