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はっぷ

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

八不

 『中論』の最初ののことを言う。

不生にしてまた不滅、不常にして亦不断、不一にして亦不異、不来にして亦不去…

 不生不滅などの8種の否定(八不)を通じて明らかにされるところの中道、すなわち「」の立場・実践のこと。

 中国三論宗の説で、八不中道の解明が『中論』の主題であるとされる。上記の偈のサンスクリット原文では、「八不」は縁起の修飾語である。