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ぶっしょぎょうさん

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2011年4月5日 (火) 01:13時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版 (仏所行讃)

仏所行讃

ブッダチャリタ buddhacarita, बुद्धचरित (skt.)

 仏教詩人アシュヴァゴーシャ(馬鳴)の作である『ブッダチャリタ』のこと。
 北涼曇無讖(385-433)訳。漢訳とチベット語訳は28章になっているが、原典は第14章の途中までしか現存してない。本来28章でできあがっており、釈尊の誕生から死に至るまでの生涯を描いた叙事詩であり、仏伝文学の中でも白眉である。

 カーリダーサ(kaalidaasa,4-5世紀頃)の作品に先行するカーヴィヤ(詩的技巧を伴う文学作品)として、文学史においても重要である。