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へんしゅうけん

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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辺執見

anta-grāha-dṛṣṭi (S)

 極端に考える見解。自分の死後は無になると考える見解(断見)と死後も有りつづけると考える見解(常見)とをいう。あやまった五つの見解(有身見辺執見邪見見取見戒禁取見)の一つ。辺見ともいう。

辺見は必ず身見に依って起こる
於所執我我所事、執断執常、名辺執見。    〔倶舎論19、T29-100a〕
辺執見、謂、即於彼随執断常、障処中行出離為業。    〔成唯識論6、T31-31c〕