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ほっくきょう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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法句経

ほっくぎょう」とも読む。dhammapada धम्मपद (P)、dharmapada धर्मपद (S)

 パーリ語で書かれた上座部に属する三蔵の経蔵の小部に含まれる経典の漢訳名で、「ダンマパダ」とも呼ばれる。
 小部に属するスッタニパータとともに現存経典のうち最古の経典といわれている。ダンマは「法」すなわち「真理」という意味であり、パダは「ことば」という意味である。423の詩から成り、テーマ毎に26章に分けられている。仏教教理を示すのに重要なことばがこの中には多くみられる。

 漢訳には、支謙竺将焔訳の『法句経』2巻と、法炬訳の『法句譬喩経』4巻がある。他の部派にも法句経が現存していることが知られている。


 パーリ語で書かれた南方上座部の経典。423の詩からなる。
 原始教団中に伝えられていた詩を編集し、仏道入門の指針として読まれた。編集は前3~4世紀頃とされる。