Mahākāśyapa महाकाश्यप (S)、大迦葉とも言う。
釈尊の十大弟子の一人で、頭陀第一と呼ばれた。 王舎城近くの村のバラモンの家に産まれ、釈迦に帰依して8日目に阿羅漢果に到達した。釈迦から衣服(仏衣)をもらい、長老として活躍する。
釈迦滅後に、500人の修行者を集めて、摩訶迦葉が主幹となって経典・戒律を編集した。これを第一結集と呼ぶ。このときに初めて、経典・戒律のテキストが成立した。