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むいほう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

無為法

老荘思想では、作為的でない自然のままのことを意味する。
仏教では、原因や条件(因縁)によって作り出されたものでない、不生不滅の存在をいう。つまり、あきらかに単なる現象諸存在でも、また現象存在の構成要素でもないことを指す。それは、常住不変の状態にあるもの、あるいはそのような状態を言っている。
仏教では、虚空択滅、非択滅、真空、法性などを無為法と言っている。もちろん、現代の物理学では「虚空」自体が他によって制限ざれているので無為法ではないことはあきらかではあるが、少なくとも仏教ではそうは考えられてはいないことを意味している。

無畏法

おそれのないこと、揺るぎのない自信。仏・菩薩の能力として、説法における四つの揺るぎのない自信を「四無畏」(catvaari vaizaaradyaani)という。