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むじょう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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無常

むじょう、anitya अनित्य(sanskrit)

「常住」(じょうじゅう)の反対語。すべての有為法は生滅してとどまることなく移り変わるということ。有為法は、因縁によって生じたものであり、常に因縁は変化し続けているからである。

無常には「刹那無常」と「相続無常」との2つがあり、前者は諸行は一瞬一瞬念々に生滅するという相をいい、後者は人命が尽き、草木が枯れて死に、燃焼し、水が蒸発し霧散するような生滅の過程の中に、生・住・異・滅の四相を見る場合を言う。  大智度論 43