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もくれん

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

目連

Maudgalyāyana मौद्गल्यायन (S); moggallāna मोग्गल्लान (P)
目犍連・目揵連とも音写される。

 釈尊十大弟子の1人。
 マガダ国の首都、王舎城の北方のコーリタで生まれる。本名は村名と同じコーリタ(Kolita)といわれている。
 釈尊に帰依する前にはサンジャヤという懐疑論者の弟子であった。後に釈尊の弟子馬勝比丘の勧めで釈尊の弟子となる。ウッパラヴァンナー比丘尼と並んで目連尊者は釈尊の弟子の中で神通第一といわれた。そこで彼はマハーマウドゥガリヤーヤナ(Mahāmaudgalyāyana、大目犍連、摩訶目犍連)と呼ばれている。

  • ことに、孟蘭盆会が起こった物語に出てきて有名である。

 釈尊の弟子となる以前の話

  1. 『中阿含経』No.144 「算数目揵連経」〔T1.0652a〕
  2. 『中部経典』No.107 「Gaṇakamoggallāna suttaṃ」(算数家目犍連経)