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いぶしゅうりんろん

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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異部宗輪論

samayabhedoparacanacakra (skt.)

 インド仏教史の学匠の一人バスミトラ(世友)が1~2世紀頃の著わした史書。
 インド仏教教団史に始り、幾多の部派の分裂を記し、その各部派の教理を記している。この間のインド仏教教理史研究のうえで重要な資料。サンスクリット原典は発見されないが、漢訳・チベット語訳が存在する。