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きじ

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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亀茲

「きゅうじ」とも読む。「丘慈」「邱茲」「屈茨」「屈支」とも音写する、後の「苦叉」「苦先」「曲先」「倶支嚢」はkuuciiの音写であるが、同じ場所を指す。

 中国新疆ウイグル自治区庫車・新和・沙雅3県にまたがり、ウイガン、クチャ両河が形成する沃地に農耕・鉱産・貿易を基盤に、白(帛)氏を支配者として成立した王国。

 古代には印欧語のクチャ語を用いた。仏教東漸上ホータンやカシュガルと共に要地で、3-4世紀の白延(はくえん)や鳩摩羅什は中国仏教史に足跡を残し、雀離(梨)大清浄(昭怙釐(しょうこり)伽藍)・阿奢理弐(あじゃりに)伽藍は遺跡も確認され、ガンダーラと深いつながりにあった。