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しょち

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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所知

jñeya

 知られるべきもの。一切の存在が知られるべきものであるが、知られるべき一切は次のように表現される。

  1. 一切法有為無為)
  2. 雑染清浄諸法
  3. 三自性(遍計所執性依他起性円成実性三性)
  4. 世俗諦勝義諦
  5. 尽所有性と如所有性
  6. 五位(色・心心所有法・心不相応行・無為)

 このように種々に表現されるが、究極の知られるべきものは真如である。

 修瑜伽師、唯有爾所所知境界。所謂、語義及所知事、尽所有性・如所有性。    〔瑜伽師地論30, T30-452a〕

vijñāta

 意識の対象。

 若境、由意識所証、名所知。    〔倶舎論16, T29-87b〕