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まっぽうとうみょうき

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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末法灯明記

1巻 最澄著とされるが、真偽未決。

 本文中に「我延暦二十年云々」とあるので、真撰だとすれば、801年の著作。

内容

 僧綱などが僧侶を統制することは仏法破滅のもとであり、末法においては持戒・破戒の別はなく、無戒名字の比丘もまた世の真宝福田たりうる、としている。

関連

 親鸞は、化身土巻で本書を引用し、剃髪しただけの名ばかりの僧も恭敬されるべきであることの論証としている。