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わくごうく

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2017年5月5日 (金) 06:49時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版 (惑業苦)

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惑業苦

 「」は煩悩の異訳語。貪着瞋恚無知などの煩悩に基づく・行為を「惑業」といい、その業により三界生死流転するがもたらされると考えられた。この惑と業と苦との三つは衆生輪廻する次第を示したもので「三道」とも呼ばれる。
 また「惑業事(じ)」「惑業生(しょう)」ともいう。

問。煩惱菩提若一體者。唯應任意起惑業耶。答。生如是解。名之爲惡取空者。專非佛弟子。今反質云。汝若煩惱即菩提故欣起煩惱惡業。
 煩悩・菩提もし一体ならば、ただまさに意(こころ)に任せて惑業を起こすべきや    〔往生要集(大文第4)T84-49b〕