Rākṣasa (S)
悪鬼の一種。通力により人を魅し、また食うという。恐ろしい鬼。悪鬼類。後には、仏教の守護神となる。 羅刹天は十二天の一つ。神王形で甲冑を着け、刀を持って白獅子に乗る。十羅刹女は、『法華経』陀羅尼品に説く守護神で、藍婆・毗藍婆・曲歯・花歯・黒歯・多髪・無厭足・持瓔珞・皐帝・奪一切衆生精気をいう。