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=五分律=
paJcavargika-vinaya (skt.) 三十巻

　[[ほっけん|法顕]]が[[セイロン]]で[[けじぶ|化地部]]の律を得たが、これを訳出しないうちに亡した。その後、[[えごん|慧厳]]や[[じくどうしょう|竺道生]]などが、[[きんりょう|金陵]]に来た[[ぶっだじゅう|佛陀什]]に請うてこれを訳し、423年に翻訳を完了した。

　これは『[[じゅうじゅりつ|十誦律]]』『[[しぶりつ|四分律]]』『[[まかそうぎりつ|摩訶僧祇律]]』と比べると、分量が少ない。条文の説明も簡略であるために広く研究されなかった。

　これは弥沙塞部(mahiizaasaka)、すなわち'''化地部'''の律である。

===テキスト===
* [http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT/ddb-sat2.php?mode=detail&useid=1421_ 大正蔵 vol.22 p.1a 彌沙塞部和醯五分律]