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もんぼう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

聞法

dharma-śravaṇa (S)

 法を聞くこと。釈尊あるいは正しい師から教えを聞くこと。仏道における重要な修行。聴聞法・聴聞正法とおな じ。

 一切の万行は聞法を以って初と為す。

 聞いた教え。聞くことによって概念的に理解した教え(教法)をいう。その法に基づいて実践し、最終的に真理としての法を証することが要請される。三種の法(聞法・行法・究竟証法)、あるいは五種の法(聞法・戒法・摂受法・受用法・証得法)の一つ。
 沙門と婆羅門との聞法を比較して、婆羅門から聞いた法は意味がなく、文句が明瞭ではないから、沙門からのそれより劣っているとされる。

〔瑜伽師地論64、T30-653b: 〃64、T30-687a〕