「易行道」とは、いはく、ただ信仏の因縁をもって浄土に生ぜんと願ずれば、仏願力に乗じて、すなはちかの清浄の土に往生を得、仏力住持して、すなはち大乗正定の聚に入る。正定はすなはちこれ阿毘跋致なり。 〔浄土論註 p.47〕
このように本願力(利他力)に乗託して浄土へ往生して仏果を証する。