sa-indriya-kāya (S)
感覚器官(根)を有する身体。色根(真の感覚器官である正根)と根依処(原子・分子・細胞などから構成される器官)から成り立つ。 〈唯識〉は、有根身は、阿頼耶識から作り出され、阿頼耶識が認識しつづけている対象(所縁)の一つであると説く。