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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

カシュガル

Kashgar

 中国新疆ウイグル自治区喀什(カーシユ)市を中心とする地方。北は天山北麓、西はフェルガーナやソグド、東は亀茲方面、南はターシュクルガーンを経てインドと接触する地理上の要衝にあり、天山やヒンドゥークシュの北麓の遊牧国家や中国(唐・清)と深くかかわった。
 しかしチャガタイ・ハーン国時代(13-14世紀)にはアルティシャフル(六城の地)を形成、ティムール朝(1370-1507)以後カシュガル・ハーン国の中心となる。また仏教東漸では文献上要地とみえるが、仏寺跡は極めて少ない。