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がくしょう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

学生

 学問をする僧徒の意。古く西域諸地方の寺院で比丘について外典を学ぶ者を学生と呼んだが、わが国ではもと中央の大学寮に在籍する生徒を称し、やがて諸大寺で仏典を学ぶ僧徒を指すに至った。

 最澄は年分度者2人を求め弘仁9-10年<818-19>に3種の学生式を制して止観業遮那業の学生の12年在山修学を定め、また東寺でも平安時代初期に年分度者3名をそれぞれ金剛業学生、胎蔵業学生、声明業学生に定めた。