ぐんじょう
出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』
群生
saṃsāra (S)
衆生のこと。人びと。世界の人びと。多くの生類。世に生をうけた多くのもの。〔正法華1、T9-68a〕〔無量寿経、T12-266a〕〔華厳経、T9-412c〕
〔理趣経、T8-785a〕『理趣経』の読誦の際には「きんせい」と読みならわしている。
現代のサンスクリット語やヒンディー語でも、「世の中」のことを「saṃsāra」という。
- 群は衆也。衆生と同じ事なり。〔香月〕
- 国民。〔山家学生式、T74-624c〕