こおう
出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』
虚誑
ritaka: tucchaka (P), mṛṣā: lapanā (S)
いつわり。偽って語ること。
我れは利養のために矯詐し虚誑し、惑乱の相を現ずべからず。〔瑜伽師地論、T30.0415c〕
- 以開虚誑語 便越諸學處〔倶舎論13、T29.0077a〕
- 虚誑無成實 此爲道作穢 云何善惡倶 淨與不淨雜〔長阿含経、T1.0018b〕
(44)諸仏三業荘厳して 畢竟平等なることは 衆生虚誑の身口意を 治せんがためとのべたまふ 左訓】悪業煩悩のこころなり。〔(異本)(高僧 p.586)〕