修道の上での5つの障り。煩悩障・業障・生障・法障・所知障とをいう。〔九字釈〕
解釈例 五つのさはり。〔新勅撰10〕
女人に生まれながらに存する五つの障り。女人は、梵天王・帝釈天・魔王・転輪聖王・仏になれないということが『法華経』に説かれている。〔法華経提婆品、T9. 35c〕
信・進・念・定・慧の五善根の障りとなる、欺・怠・瞋・恨・怨。