satkāya (S)
「satkāya」の音写。satは「有」、kāyaは「身」という意味であるから有身と意訳される。原意は「存在する身体」であり、広くは、「身体を有する自己という存在」を意味する。そのような自己が存在するという見解を薩迦耶見といい、まちがった見解として強く否定される。