しゅうじゃく

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執着

abhiniveśa अभिनिवेश (S)

 事物に固執し、とらわれること。

「執著」とも書く。仏教術語というより、一般的な用語であり、現代語の「執着」(attachment)によく似た意味で、煩悩の術語としてのrāga()あるいはlobha()に近い。
 サンスクリット原語は、abhiniveśaの他に、sakti、āsakti(没頭すること)、parigraha(摂取、所有)などよい意味でも使われる語が同時に執着の意味をもち、grāha(にぎる、理解)、adhyavasāya(決知、判断)など認識にもかかわる語が執着の意味で用いられる。