(1167-1227)、字は我禅、勅号は大興正法国師(後小松天皇)、勅諡は月輪大師(明治天皇)
戒律宗。熊本の人。奈良・京都にあって顕密と戒律を学び、熊本の正法寺で戒律を宣伝した。
入宋12年、2千余巻の典籍を将来した。
東山の仙遊寺を復興して、泉涌寺と改め、天台・禅・律の道場として勅願寺となった。後に、泉涌寺の律宗は北京律と呼ばれるようになった。