しょうじじっそうぎ
出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』
声字実相義
1巻。略して『声字義』という。空海の著。成立年不詳。真言宗の十巻章の一。
真言密教の立場から、声字即実相の義を説き、三密中の語密の実相を明らかにするのを宗とし、これによって三密平等の極処を説き示そうとするもの。
『大日経』第2具縁品の等正覚真言の一頌を所依とし、叙意・釈名体義・問答の三段から成る。
- 聲字實相義 大正蔵77巻 p.401
- 弘法大師全集1
- 国訳一切経 諸宗部20
1巻。略して『声字義』という。空海の著。成立年不詳。真言宗の十巻章の一。
真言密教の立場から、声字即実相の義を説き、三密中の語密の実相を明らかにするのを宗とし、これによって三密平等の極処を説き示そうとするもの。
『大日経』第2具縁品の等正覚真言の一頌を所依とし、叙意・釈名体義・問答の三段から成る。