じゅうだいがん
出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』
十大願
華厳経で言われる。菩薩は以下の10の大願を起こす。
- 是の如く法を好楽し功徳の義と相応して、恒に大願心を起こす。①願わくは諸仏に見えん、②諸もろの仏法を護持せん、③大仙の道を摂取せん、常に是の如き願を生ず、④最勝の行を修行せん、⑤諸もろの群生を成熟せん、⑥⑦仏国土を厳浄せんに一切の諸仏刹は仏子悉く充満せん、⑧平等に一心を共にせん、⑨所作皆な空しからざらしめん、⑩一切の毛端の処に一時に正覚を成ぜん。〔十地品、T10-184b〕